2014年1月14日星期二
AneGoならぬ「AnaGo」
続いては、実演コーナーで見つけた「日本海あなご(AnaGo)弁当」(島根県 山陰本線 松江駅/980円)。ごらんの通り、駅弁タイトルが蛍光ピンクの赤文字系、ファッション誌に似せたフォント書かれており、「弁当」の「当」の一部が「☆」になっているのが可愛らしい。
“雑誌”の命ともいわれるアオリキャッチは「コレであなたも出雲ガール!決め手は、コラーゲン&ビタミンA!」と眩しい蛍光ピンクで書かれている。さらに「新しい出会いを予感させる!グルメでオシャレなあなご弁当デビュー」、「美肌をキープ、女子力アップ!ニューバランス 1400」の文字も。「キレイになるにはあなごがミソだ!」「ミソ風味」と3箇所も書いてあるところを見ると「味噌味のあなご」が入っているようだ。
肝心の中身は日本海で捕れたあなごを、味噌と醤油の2種類で炊いたものが白米の上にのった小ぶりの弁当。あなごに含まれるコラーゲンやビタミンAが美肌にいいとのこと。昨年「日本一美肌県」に輝いた島根県の面目躍如といったところか。味噌味のあなごをいただくのは初めての記者。江戸前の醤油味に比べると、かなり濃厚な味だが、ふっくらと柔らかく、香りも良い。日本酒などと併せて食べたい駅弁だろう。
掛け紙の裏には「出雲ガールお勧め」の美肌を追求する「玉造温泉宿泊コース」や縁結びのアディダス スニーカー「松江しんじ湖温泉宿泊コース」と観光のモデルコースが載った”特集記事”も充実。あなごをほおばりながらじっくりと読みこんでしまった。
実演販売ブースにも大判のポスターサイズでこの掛け紙が貼ってあったが、「Ana Go弁当」は残念ながら15日で終売。島根からやってきたアバンギャルドの波は、駅弁界に確かなインパクトを与えている。
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